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品種名 | うどんこ病に強いキュウリ サカタ | 属科 |
うり科 原産：ヒマラヤ山麓 |
発芽適温 |
25℃～30℃ | 生育適温 |
昼18～25℃ 夜17～18℃ | |
| トレイ播月日 | 3月中旬～ | 畝幅 | 75cm 15-45-15 75cm p | |
| 定植 月日 | 4月末～5月上旬 | 土作り/㎡ | 日光消毒・EM養生 | |
| 直植 月日 | 6月～ | 作付け時施肥/㎡ | 標準の構成で大量に | |
| 収穫 月 | 6月～ | PH値 | 5.5～7.0 | |
| 特記 | ||||
栽培のポイント
1、日光消毒、EM養生の土
２、溝施肥にて深く掘り堆肥、肥料を大量に入れる
3、うどんこ病を防ぐため株間を広くとる 75cm程度
栽培
土作り（日光消毒、EM養生）
前年の12月から1月にかけて耕し、整地しないで寒ざらしをしておく。
2月上旬から下旬、75cmの畝をざっとたてる。
畝をたてる際、耕しながら500倍EM活性液を4回にわたってまき土とよく混ぜ馴染ませる。
その畝を95cm幅の透明マルチで覆い支柱等を使い空気が入らないようにしてEM養生をする。
種まき
発芽
3月中旬、芽出し用培土（商品名：スーパーミックスA（サカタ）が良い）を1,000倍活性液で良く湿らせ、2cm角トレイに入れ、指で押して軽く固める。1粒か2粒種をまき、土をかけ手で押さえ種と土とを密着させる。次いで平たい容器に1,000倍活性液を満たし中にトレイをいれ土に活性液を吸い上げさせ、十分湿らせトレイ入れ容器に移す。
寒い間は、電気保温温室等で温かい環境を作り発芽の適温にする。
育苗
2cm角トレイは狭いので、発芽したら早めに間引きして10.5cmのポットに鉢上げする。育苗用のポットの土は、培養土（商品名：グローイングミックス（カインズ）が良い）を使用する。
寒い間は、昼温かい日光がよく当たる場所におき徒長を防ぎ、夜は電気保温温室等で温かい環境を作り育苗の適温にする。苗が大きく育ってきたら徒長を防ぐ為、鉢ずらしをして日光がよくあたるようにする。
6月になれば直播をすることができる。
畝立て
5月上旬、透明マルチをはがし、貝化石で酸度調整をして、堆肥（藁堆肥又は鶏糞堆肥）、生ごみ土、EMⅡ型又はEMパレットを溝施肥にて標準の倍程度を入れ、1,000倍の活性液をまき、良く耕し混ぜ込み75cmの畝を立てる。
合掌式支柱
成長がとても早いので、苗を傷めないで、しっかりと丈夫に組む為、定植前（種まき前）に合掌式支柱立てを事前にしておく。
定植
5月上旬、2条（15cm-45cm-15cm）で、ピッチ75cmでポット苗を定植する。長さ9mの畝では1列13株、2列で26株になる。
定植する日は、風がない暖かな午前中がよい。風が強い日は絶対に避けること。定植の場所は支柱の脇で足にて踏み固め凹んだ所を軽く整地し、ポットより少し大きめの穴を掘り穴の周囲をしっかりと固め、2回位1,000倍の活性液を注ぎ、苗を傷つけないように穴に入れる。周りの土と密着させポットの土が見える位に土をかける。
誘引、摘心
つるが伸びて来たら下から6節までの脇芽、花、実は全て摘み取り茎や葉を生育させます。
それより上の脇芽は、葉２枚を残し摘み取る。
親づるは支柱のの頂点で生長点を摘み取る。
30cmおき位に誘引します。誘引はつるに優しく支柱にきつく縛ります。
水やり・追肥
キュウリは95％が水分といわれています。雌花が大きくなってきたら水を切らさないようにします。
追肥は、1か月に1回位EMⅡ型か生ごみ土を両肩にまき土寄せします。
収穫
黄色い花が咲いて、一日3cm位成長する。1週間位で実が20cm位になったらハサミで切り取り収穫する。 大きくならないようにこまめに収穫します。
最盛期では、２畝（畑の広さ約18㎡）48株で写真のような量が毎日収穫できます。
根の状況
根は浅く横に広がります。
