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品種名 | 千果（タキイ） キャロル10（サカタ） | 属科 | ナス科 原産：南アメリカ |
| 発芽適温 | 25℃～30℃ | 生育適温 | 26～30℃ | |
| トレイ播月日 | 2月中下旬 | 畝幅 | 100cm | |
| 定植 月日 | 4月末～5月上旬 トンネル | 土作り/㎡ | 日光消毒・EM養生 | |
| 直撒 月日 | 6月中旬 | 施肥/㎡ | 溝施肥 標準の倍 | |
| 収穫 月 | 7月中旬～11月 | 備考 | PH 6～6.5 | |
| 特記 | ||||
栽培のポイント
1、日光消毒、EM養生の土
2、根が深く、収穫が長く続くので溝施肥にする。
3、種で、ミニトマトはキャロル10（サカタ交配、ネットで購入）、中玉トマトは、フルティカ（タキイ交配、カインズ）、大玉トマトは、 桃太郎ワンダー（タキイ交配、ネットで購入）が良い。
栽培
土作り（日光消毒、EM養生）
前年の12月中旬に耕運機で耕し波状にして寒ざらしをする。
1月下旬、山の部分に耕運機をあて耕し谷状にしてまんべんなく寒ざらしをして寒気消毒をする。
2月上旬から下旬、畝の位置に500倍EM活性液を1回にわたってまいて耕し、90cmの畝をざっとたてる。そこへ500倍活性液をｎ均しながら3回にわたってまき、135㎝幅の透明マルチで覆い支柱等を使い空気が入らないようにしてEM養生をする。
種まき
2月下旬、2cm角プラグトレイに、芽出し用培土（商品名：スーパーミックスA（サカタ）が良い）を1,000倍活性液で良く湿らせて入れ、指で押して軽く固める。1粒か2粒種をまき、土をかけ手で押さえ種と土とを密着させる。次いで平たい容器に1,000倍活性液を満たし中にトレイをいれ土に活性液を吸い上げさせ、十分湿らせトレイ入れ容器に移す。
寒い間は、電気保温温室等で温かい環境を作り発芽の適温にする。発芽したら指または箸で土を押さえ水が良く吸えるようにする。3日～４日で発芽する。
育苗
2cm角プラグトレイは狭いので、発芽したら早めに10.5cmのポットに鉢上げする。育苗用のポットの土は、育苗培土（商品名：グローイングミックス（カインズ）が良い）を使用する。
寒い間は、昼温かい日光がよく当たる場所におき徒長を防ぎ、夜は電気保温温室等で温かい環境を作り育苗の適温にする。苗が大きく育ってきたら徒長を防ぐ為、鉢ずらしをして日光がよくあたるようにする。
畝立て
透明マルチをはがし、酸度を測り（PH=6～6.5)全面に貝化石を必要量撒いて耕し混ぜ込む。中央に30cm以上の深さで溝を掘り、堆肥（藁堆肥又は鶏糞堆肥）、生ごみ土、EMⅡ型又はEMパレットを入れ、500倍の活性液をまき混ぜ込み、土を戻して畝を立てる。（根が深く収穫が長いので溝施肥とする）
定植
4月下旬～5月上旬、第1花が開花又は開花直前の時期で、裂果を避けるため黒マルチを敷き、2条植え（20cm,35cm,20cm)ピッチ75cmで黒マルチに穴をあけ、しっかりどずいて土を固め、穴に1000倍活性液を2度そそぎポット苗を定植する。長さ9mの畝では1条12株、2条で24株になる。
定植する日は、風がない暖かな午前中がよい。風が強い日は絶対に避けること。ポットより少し大きめの穴を掘り、穴の周囲をどづいてしっかりと固め、2回位1,000倍の活性液を注ぎ、苗を傷つけないように穴に入れる。周りの土と密着させポットの土が少しかぶさるように土をかける。
防寒・防風トンネル
4月～5月にかけては最低気温が10℃を下回る日が多く、風が強い日も多いので透明シートで天空トンネルを作り保温・風邪除けをする。最低気温が10℃を超える日が続けばトンネルは撤去する。
支柱、誘引、脇芽とり
トンネルを外したらすぐに支柱を立てしっかり誘引する。
茎が伸びてきたら脇芽は全て摘み取り茎や葉を生育させます。
黄色の花がたくさん咲きます。
大きくなるとともに何度も脇芽をとり誘引します。
ミニトマトは下の方のしっかりした脇芽を一株につき2本位残す。
その脇芽に順次花が咲く。
追肥・水やり・摘果
畝の両肩にEMⅡをまいて追肥し土寄せをする。
ミニトマトは水やりが必要ですが、中玉、大玉トマトは、乾燥を好むのでよほど乾燥しない限り水やりは必要ありません。
大玉トマトは一房3個以下になるように摘果する。
収穫
5月中旬、青い実がつく。
6月上旬実が赤くなったらハサミで切り取り収穫します。
また、追肥として畝にEMⅡをまきます。
収穫は11月までできます。
最盛期の収穫です。
ミニトマトですが、週に2回 1,000個位採れます。
2畝（6坪、24株）、で作りました。
根の状況
比較的浅く広く張る