 |
品種名 | ゴールドラッシュ（アタリヤ） | 属科 | イネ科 原産：南米 アンデス |
| 発芽適温 | 15～30℃ | 生育適温 | 20～30℃ | |
| トレイ播月日 | 2月上旬 | 畝幅 | 75cm | |
| 直まき 月日 | 4月中旬～７月上旬 | 土作り/㎡ | 日光消毒・EM養生 | |
| 定植 月日 | 3月下旬 | 作付時施肥/㎡ | 全面施肥 標準 | |
| 収穫 月 | 6月下旬～10月中旬 | 備考 | ||
| 特記 | ||||
栽培のポイント
1、透明ビニールで覆った日光消毒・EM養生の土
2、アワノメイガ対策としてEMⅠをごくごく早いうちから雄穂にまきしばしばまく、メス穂にも時々まく。
3、味は鮮度が大事、収穫したらなるべく早く料理する
栽培
土作り（日光消毒・EM養生の土）
前年の12月から1月にかけて耕し、整地しないで寒ざらしをしておく。
2月上旬、土作りとして75cmの畝をたて透明ビニールで覆う。
種まき（トレイまき）
2月上旬、2cm角トレイに芽出し用培土土（スーパーミックスA：サカタ）をいれ種を1粒ずつ入れるか、水でしっかり湿し、電気温室で25℃～30℃にて管理し発芽させる。
種を６時間位水に漬け発芽を促し、
種まきは、へそ（三角形の先端、尖ったところ。根が出る方向）を下にする。
種を1cm位押し込んで土をかける。
10.5cmのポット育苗土に「グローイングミックス（カインズ）」を入れて鉢上げする。
日が当たる温かい場所の温室で成長させる。苗が大きくなってきたらポットの間隔をあける鉢ずらしをして徒長にならないようにする。
畝立て
3月下旬、透明マルチをはがし、貝化石で酸度調整をして、堆肥（藁堆肥又は鶏糞堆肥）、生ごみ土又はEMⅡ型又はEMパレットを全面になるべく均一に入れ、1,000倍の活性液をまき、良く耕し混ぜ込み畝を立てる。
定植
3月下旬、左右に2条（20-35-20)、ピッチ30cmでポット苗を定植する。 長さ9mの畝では60株になる。
定植する日は、風がない暖かな午前中がよい。風が強い日は絶対に避けること。
定植する場所に材木を置き踏み固める。ポットより少し大きめの穴を掘り、穴の周りをよく固め、2回位しっかりと1,000倍の活性液を注ぎ、苗を傷つけないように穴に入れ、周りの土とポットの土を密着させ、少し離れたところに窪みを作り、そこへ活性液をたっぷりと入れ、最後に窪みを土で埋める。
まだ風が強いきせつなので仮支柱をたて保護する。
まだ寒いので透明ビニールトンネルを張り成長を促進する。4月下旬位まで張っておく。透明ビニールトンネルを張っている間は適宜水やりをする。
追肥・土寄せ・EMⅠのふりかけ
高さが30cm位になったら両肩にEMⅡ又は生ごみ土又はEMペレットをまき三角ホーで土寄せをする。
少し大きくなり器状になったらすぐにEMⅠをふりかける。EMⅠのふりかけは入念に月4回程度行う。また雌穂がでたらEM１をふりかける。
摘果・わき芽
実がついてきたら一株一本にするように下の実を摘み取る。株元から出てくる分げつ（わき芽）の除去はしない。除去していまうと根張りが悪くなったり花粉量が減ってしまうので。
アワノメイガの被害
雄穂の切り取り
アワノメイガ対策の為、雄穂が出て雌穂が出たら雄穂を切り取り多くの雌穂にふりかける。（人工授粉をする）
鳥対策
実が大きくなってきたら、鳥対策として周囲に支柱を立てテグス（釣り糸）を張る。赤銀テープを加えると更によい。
収穫
実が大きくなり、雌穂の色が茶色で45°程度に傾いたら実を収穫する。トウモロコシは鮮度が味のきめてになる為収穫したらすぐに食べるようにする。
根の状況
根は比較的浅く拡がりも少ない。