防虫対策
虫は
①、蝶や蛾のように空中から飛んできて卵を産み付けるものと
②、土中に卵の状態でひそんでいるものと
③、苗のポットにひそんでいるもの
④、防虫ネットの下をかいくぐってくるもの
以上、4つに分けられるが②は日光消毒・EM養生で駆除し、③は焼成した土をポットに使い事で解決できる。
①は防虫ネットでしっかりガードする必要がある。ポットで苗を育てる時は苗を防虫ネット張育苗箱で育てる事が必要である。
④は定植時畝にEMぼかしをまく。土寄せ時EMぼかしをまいて土寄せをする。
EMぼかしの匂いで虫の種類にもよるが害虫を寄せ付けないことが可能と考えられる。
防虫ネット張育苗箱
育苗箱の下に寒冷紗を引き側面以上に立ち上げ紐で縛り下から虫が入らないようにする。
ハンガーを利用して柱・屋根を作り防虫ネットで覆いしっかり縛る。
置く場所は地面に直にはおかず、少し高いところにする。
防虫ネット支柱固め
防虫ネットのかけ方は支柱固めが良い。
方法はネットの端に支柱を置き支柱を足でしっかり踏みつけ土に入れ、防虫ネットを巻き込むようにしてL型金具で金具で押えつけ、隙間から虫が入らないように軽く土を盛っておく。（画像 左）
トンネルの入口・出口は、面積が少ないので、土をしっかりかけ踏んで固め虫が入らないようにする。
この方法は、かけてある土が飛ばされても隙間を埋めているだけなので虫が入りにくいのと、強風に対してとても強度がある。
尚、ほんの少しの油断で虫が入るので
①、蚊取り線香を焚きながら定植する。
②、昼食時等空き時間が無いように、定植後速やかに張る。
③、直まきした時でも種をまいて発芽前にネットを掛ける。
④、透明ビニールをはがしたら速やかに耕し種まき、定植をし防虫ネットまで張ってしまう。
⑤、防虫ネットの中では虫の発生は少なくなるが、それでも虫が入るのでEMぼかしで防虫対策をする。特に幼苗のときに。
細心の注意が必要である。
EMぼかし
定植終了後(種まき後）、EMⅠを畝の中央と両肩にまく。(左の画像）
苗が大きくなってきたら除草をし追肥としてEMⅡをまき土寄せをして地表に畝の中央と両肩にEMⅠをまく。
尚、防虫ネットの中の1株でも虫食い跡を見つけたなら虫を捜して駆除するとともに上記の作業をして防虫対策をする。
その時、蚊取り線香を焚いて作業をする。