コラム 2012
室をつくりました１２’１１’１９ 失敗でした１３‘１‘７ でも利用した１３‘３‘１５
一昨年からヤーコンの根を土に埋めて保存していた。その都度堀っては埋めていたが、プラスチックの収穫箱と発泡スチローおルの板で室を作ることを思い立った。11月18日、50mm厚の900×900サイズの発泡スチロール板を2枚買い求め、11月19日、畑の西側に700（W)×600（H)×700（D)の深い穴を掘った。穴の中は暖かかった。地上部に900（W)×900（H)×100（D)の発泡スチロール用の台を作り、プラスチック製の収穫箱を2個入れ2枚でふたをした。使い道はヤーコン・里芋の種芋の保存とその他収穫物の保存である。来春の保存状態が楽しみである。
12月、時々開けてみたがとても湿っぽい。平成25年1月7日、年末年始は作業をしなかったので10日ぶり今年の初仕事である。室を開けてみるとヤーコンの実も種芋も白いカビに覆われており、里芋の種芋は腐りかけていた。室の中は暖かくかつ湿度が高いのでこうなってしまったのだろう。やはり、空気にあたると良くないのであろう。今年はこの掘った室を利用して防虫ネットに包み土を被せて埋め、上に発泡スチロールを置いて保存することにした。1月11日、底に展示用のヤーコンとヤーコンの根株、里芋と里芋の根株を入れ上部に食用のヤーコンを入れた。3月15日、坂戸市オルモで展示するとのことで室を掘り起こした。ヤーコンは深く埋めた展示用もの全て大丈夫であったが、浅く埋めていた食用のものは一部傷んでいた。里芋は2/3は大丈夫であったが1/3は傷んでいた。種芋等使い切れないものは、また、埋め戻した。4月30日、ヤーコンと里芋を栽培しようと掘り出したが、ヤーコンの種芋は90％が使える状態であったが里芋は８０％が腐ってしまっていた。食用ヤーコンは全て大丈夫であった。5月1日、実験の為ヤーコンの種芋4個と食用ヤーコン3個をネットを広げた状態で埋め戻した。
おちびさん 12'８'２７
動物でも植物でも同様だが、赤ちゃんのときは病気や気候の影響を受けやすい。当たり前のことだが、最近、ニンジンとキュウリの栽培で失敗した。ニンジンは発芽が肝心なので種を播き朝夕水をあげ、夕方は乾かないように新聞紙を敷いた。5日ほどで一部発芽し6日目で30％位が発芽した。一安心して用事があり、1日水やりをやめてしまったが、とたんに消えた。しぼんで萎えた、という程度を大きく超え、1日で跡形もなくなってしまった。消えたという表現がぴったりである。原因は今年の夏の暑さと日照りによる水不足である。
キュウリについても、種を播き芽が出て順調に育っていた。調子がよいので間引きをして一箇所1本にした。間引きしたとたん半分が消えてしまった。暑さと水不足のためである。発芽も肝心だが芽が出たばかりの赤ちゃん苗を手をかけて育てなくてはいけないと、つくづく思った。キュウリの苗はすぐに枯れ草マルチを覆ってあげた。
農機具の手入れ 12'6'9
三角ホーの切れ味が悪くなった。3年位前に買った当初はスパ、スパと切れていたが最近どうも切れなくなってきた。ダイヤモンドやすりで研ごうと思い買いに行ったら砥石が目に付いた。そうだと思い中砥と仕上げ砥が一体になっているものを買った。1時間くらい水につけておいて面にあわせて砥石を当て20分位研いだ。試しに草を刈ってみると切れる。スパッと購入した時の感触である。畦の草取りをどうしようかと考えていたが今年の夏は大丈夫そうである。それにしても、20分位研いたことで蘇った切れ味、器具はきちんと手入れすべきであるとつくづくお思い知らされた。
24年 花暦 １２’４’２６
今年のソメイヨシノの開花は4月1日で満開は8日であった。ほぼ例年通りであったが、その他の花は違った。梅は例年2月に咲くが今年は3月下旬であったし、菜の花は3月であるが4月中旬でやっと咲いた。基本データーの気象情報によれば1月2月は例年になく寒い日が続き梅や菜の花の開花が遅れ、開花時期が桜と重なってしまったのである。レタス、ナス、トマト、キューリ苗の定植を迷ってしまった。4月21日、八重桜が咲いた。満開は4月26日、昨年とほぼ同じ時期である。しかし、肌寒い日が続いている。
発芽・育苗 １２’３’３１
レタス（リーフ・玉 半々）：平成24年2月17日、セルトレイに畑の土をいちばん目が細かいふるいにかけ、レタスを浅く播いた。そして、自室に発泡スチロールの保温箱に電気あんかと共にセルトレイをいれ保温して成長を促した。結果は上々で2月2１日、発芽がみられ、25日にはどんどん芽が出てきたので10.5cmのポットに移植し、畑の温室に入れた。実験の為黒のポット26個にはEM育苗用土とし、10個はスーパー子床とした。結果はどちらとも順調で差がなく育っている。
きゅーり、トマト、ナス ：2月26日、36舛のセルトレイに細かいふるいをかけた畑の土を湿もらせて入れ3倍の深さを指とはしを使い埋め播いた。芽が出ないという一昨年の失敗と昨年の透明ビニールのトンネルが温度管理ができないという失敗を教訓に、今年は温室を自分の部屋に作り、かつ、こたつの放熱器を温室に入れ昼間の温度管理をするとともに、夜間は電気湯たんぽで発芽温度を保ち発芽を確実なものにしようと考えた。レタスでは成功した。セルトレイを昼は温室、夜は発泡スチロールの箱の中に電動湯たんぽとセルトレイを入れ、発芽適温の25°で常時温めた。3月9日、4個発芽している。3月11日、10.5cmのポットにＥＭ育苗土を入れ苗4個を移植した。しかし発芽率は低く結果はよくなかった。
3月11日、種のあまっているので、種11個を1000倍活性液に5時間浸し、セルトレイにスーパー子床を入れ、11か所に播き、電気あんかで保温。キューリがよく発芽し、ナスとトマトはまあまあであった。
3月16日、36枡セルトレイにＥＭ育苗土を入れ種を播き電気あんか等の温度管理はせず室内の温室に入れた。結果は散々でひとつも発芽しなかった。
4月4日、レタスとキューリ、トマト、ナスの苗を２つづつ畑のコンポスターに入れた。理由はコンポスター内の発熱による暖かさで成長を促すという考えであったが、7日見てみたら全滅であった。やはり苗には日光が必要であった。
天地返し 平成24年 １２’2’１
平成２３年畑作のは概して上々であった。それは昨年行った天地返しによる所が大であると考える。1月5日から天地返しにとりかかった。1から3列まで幅4mを掘削範囲とし、深さ50～60cmを掘り下げ、一番下に樹木を入れ、次いで枯れ草を1.5kg/m,
貝石灰を播き、鶏糞堆肥2kg/m、EMⅠを100g/m、200倍活性液をたっぷりまいた。草堆肥を作っていたので樹木や枯れ草が足りなくなってしまい、方々から調達した。残りの約半分には冬野菜が植わっており、来年天地返しをしようと思う。