コラム 2020
冬の種まきについて 2020.12.04
今年もお彼岸（9月25日）を境として、一気に夏から秋冬に代わった。
もう、こすもす作業所への出荷はないものと考えていたが、出して貰いたいとの依頼がきた。
最高気温が15℃程度で虫はほとんどいなくなっている。暖かくして種をまいてみよう、と考えた。
方法は、マルチを敷き天空トンネルで防風・寒さ除けをするものである。
透明マルチは熱を貯められる、黒マルチは熱と共に雑草除けになるとのことで両方とマルチなしで試してみた。全てに透明天空トンネルをして。
マルチなしでもみがら：かき菜、小松菜、ネギ、小ネギ
黒マルチ：小松菜、リーフレタス、ほーれんそー
透明マルチ：水菜、小松菜、コカブ、春キャベツ
3方法とも発芽し生育している。特に小松菜はすべて発芽し順調に生育している。
しかし、透明マルチは雑草がマルチの下で成長しだした。良くない。
虫害について 2020.10.1
今年は、こすもす作業所への販売がなくなったので白菜とキャベツは昨年の半分にした。苗を育て8月に定植した。その際EMⅠ型を定植する穴に入れ水を入れ防虫した。
9月16日、キャベツに小さな虫食い跡を発見した。（左画像）これは小さな虫が少し食べているのだろう、と考えそのままにしてしまった。
しかし、虫食いは進み、9月18日防虫ネットを外し、手での駆除はせず、昨年同様キャベツと白菜に株の周りにEMⅠ型をまき熊手で土になじませた。
しかし、株もおおきくなったが虫食いはどんどん進行した。
10月1日、再度、防虫ネットを外しよく観察したらまるまる太ったヨトウムシがいた。20匹ほど手で駆除した。
株の周りだけではなくEMⅠ型を畝全体にまき耕さずそのままにした。
10月11日、相当に回復してきた。
天空トンネル 2020.４.2
3月31日、トウモロコシ58株を定植した。定植の方法はいつもと同じでだったが、カバーのトンネルに一工夫してみた。
この時期、風が問題である。行燈の考え方である。風を防ぎ雨を取り入れ手間がかからないように頂上をナイフで切り拡げ、末端・両側はビニールで塞いだ。（画像）
どの程度効果があるのか楽しみである。
4月1日は雨で一日中降っていた。昨日の最低気温は9度で暖かかった。ある程度の雨で湿り具合は画像のようにしっかり湿っていた。
トレイの形状による発芽の違い 20.3.8
3月2日、なす、トマト（千果）、トマト（麗夏）のトレイの形状を変えて種をまいた。室内温室に電気ヒーターを入れ25度に保つようにした。4種類のトレイで、4cm角,3.2cm角,3cm角.1cm角である。それぞれにスパーエックスＡを適量詰め蒔いた。
４ｃｍ角には、なす7粒、千果7粒、麗夏7粒、3.2cm角には,なす7粒、千果7粒、麗夏7粒、3cm角には、なす10粒、千果6粒、麗夏6粒、1cm角には、なす12粒、千果6粒、麗夏6粒、合計なす36粒、千果26粒、麗夏26粒、である。
3月8日の発芽状況は、4㎝角、なす0株、千果3株、麗夏2株、3.2㎝角、なす1株、千果4株、麗夏3株、3㎝角、なす0株、千果4株、麗夏2株、1㎝角、なす0株、千果2株、麗夏0株、である。トウモロコシと違って比較的大きなトレイの方が良かった。
トレイの形状による発芽の違い 20.3.4
2月28日にトウモロコシの種（ゴールドラッシュ）をトレイに蒔いた。室内温室に電気ヒーターを入れ25度に保つようにした。
4種類のトレイで、4cm角,3.2cm角,3cm角.1cm角である。それぞれにスパーエックスＡを適量詰め20粒ずつ蒔いた。5日経った3月2日の朝、3㎝角に７つ、1㎝角に7つ発芽、4㎝角と3.2㎝角は0であった。
3月3日朝は、前日分を含め4cm角が2、3.2cm角が2、3cm角が12、1cm角が15個発芽した。
3月4日朝は、前日までの分を含め、4cm角が4、3.2cm角が11、3cm角が12、1cm角が15で、1cm角と3cm角は大きく育っている。
今年の方針 20.1.15
10月下旬、今年は、白菜、キャベツ、ブロッコリー等の秋冬野菜でＥＭぼかしⅠ型Ⅱ型を使うと共に活性液を頻繁にかけ虫害に対処したいと考えます。また、防虫ネットを目が細かい寒冷紗に変え虫害を観察したいと思います。
夏野菜については昨年と同様にするが、種まきの時期を遅らせてみたい。
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